ようやく…
今日は言語教育勉強会、2時間半で長かった。。
@seijik42くんとelga-sさんの進捗報告。
@seijik42くんの方は2つの手法でできなくなっているところはどういうところなのか、実際の例が気になる。
数字だけ見ても分からないところが多すぎる。。
elga-sさんのほうはコロケーションの話だが、この問題はなかなか難しいなと思った。
言語教育に関わる問題では、学習者向けか教師向けかで、やるべき・解くべきことが全然違うはず。
例えば、教師からすると誤りを自動で訂正してくれるとうれしいが、
学習者からすると誤り訂正というよりは誤りがなぜ誤りなのかが分かる方が大事だと思う。
NLP2012で発表される
- A2-3 冠詞誤り訂正時における訂正根拠の提示, ○梅澤次郎, 水野淳太, 岡崎直観, 乾健太郎 (東北大)
はまさしく上で言ったことで、学習者にとってうれしい問題を解いているんではないかな。
また、同じく東北大で
- A2-5 英作文支援のための用例検索システムの構築, ○高松優, 水野淳太, 岡崎直観, 乾健太郎 (東北大)
は学習者に限らず、教師としてもうれしいようなものではないかな。
というわけで発表者の梅澤次郎くん(@jr_ume)と高松優さん*1にはかなり期待している。
とういうこともあり、自分としては、誤り訂正とういう枠に捕らわれず、
学習者支援*2のためになる研究をやっていきたいなと思っている。
言語教育のことを書くつもりはなかったが、少し長くなってしまった。。
今日、twitterで知ったんだけどようやく@tkngせんせいの本が2月に発売され、予約ができるようになったらしい。
日本語入力を支える技術 ?変わり続けるコンピュータと言葉の世界 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 徳永拓之
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/02/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初に本を出すと聞いたのは2010年のIME飲み会のときだったので、"ようやく"発売されるのかという感じ。
待ちくたびれました。。
@overlastさんがブログで書いているが、良書感が出ているらしい。
@overlastさんの記事を読む前からずっと欲しいと思っていたけどよりいっそう欲しくなった。
NLP関係の人は買ってもいいんじゃないかな。
よやくよやく〜。