20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

ついこの前「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」を読んだところだけど似たような本をまた読んでしまった。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義


自分はもう20歳を過ぎているけど、まだまだ知っておいて良かったと思えておもしろかった。

この本の良いところは、ただ教訓みたいなものをだらだら書いてあるのではなく、
自分自身の実話や他の人の話を交えながら書いてあるところ。
ちょっと実例が多すぎる気もするけど、違う話がいろいろ書いてあるので楽しめた。

気になったところを少しだけ。
・人はそれぞれ世の中をどう見るかは自分で決めている。
・もっと成功したいのであれば、もっと失敗することを受け入れなければならない。
・あなた自身に許可を与える


「あなた自身に許可を与える」に関連して最後の章の冒頭部分だけ少し引用しておく。

 種明かしをすると、これまでの章のタイトルはすべて、「あなた自身に許可を与える」としてもよかったのです。わたしが伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。これこそ、わたしが二〇歳のとき、あるいは三〇、四〇のときに知っていたかたことであり、五〇のいまもたえず思い出さなくてはいけないことなのです。
 従来の考え方に閉じこもり、ほかの可能性を排除するのは、信じがたいほど楽なものです。周りには、踏みならされた道にとどまり、塗り絵の線の内側にだけ色をつけ、自分と同じ方向に歩くよう促す人たちが大勢います。これは、彼らにとってもあなたにとっても快適です。彼らにとっては自分の選択が正しかったことになり、あなたにとっては簡単に真似できる秘訣が手に入るのですから。けれども、こうしたやり方は、人をがんじがらめにします。

少し長い引用だけど、後半部分は自分もいつも思っていて共感できるところなのでいれておいた。
自分自身に許可を与えるといってもいろいろあるだろうけど、自分の人生なんだから自分で自分に許可を与えたい。
踏みならされた道を行くのは楽だそうなので、どんどんはずれていきましょう。

最後の部分だけでは、よくわからないと思うので、気になる人は実際に読んでみては?



ま、僕はとりあえずM3に行く許可は与えずに頑張ろうかな笑